よくあるご質問
ひな人形は、元来嫁入り道具として婚家へ持参するもので、母方のご実家から贈られることが多いようです。
五月人形においても、母方のご実家から贈られることが多いようですが、現在では両家で話し合い、費用を折半することも御座います。
また、男の子の場合、内飾りをご実家、外飾りをご生家で用意されたり、女の子ですと、ひな人形をご実家で、お出迎えの意味で市松人形をご生家で用意されたりする場合も御座います。
親戚や親しい方々からは、華やかなわらべ人形や舞踊人形、市松人形などがお祝いの気持ちとして贈られます。いずれにせよ、ご購入前に両家でよく話し合って決めることが大切でしょう。
ひな人形(五月人形)はお子様が生まれた時に、その子の代わりに厄を背負い、身代わりとなるお守りです。その子自身のひな人形(五月人形)を用意してあげましょう。ママ(パパ)のひな人形(五月人形)と並べて飾る方もいらっしゃいます。
ひな人形(五月人形)は身代わりとなりその子供の成長と幸福を祈るものですので、お守りが兼用できないのと同じく、基本的には一人一人の人形と考えられます。出来れば次女、三女(次男、三男)にも、それぞれのひな人形(五月人形)を用意されるのが良いでしょう。
鯉のぼりも基本的には一人一人のものですので、次男、三男の場合には鯉を足して、空一面に家族の鯉を沢山泳がせてあげましょう。
当店は毎年5月に供養祭を行っております。その為、ご供養されたいお人形が御座いましたら10月1日~4月30日までにお持ち下さい。他店でご購入のものでもお引き受け致します。御供養料は数量に拘らず1,000円より、お客様のお気持ちでお納め下さい。お人形本体に限りますので、ケースや台・屏風、お道具などは外してお持ち下さい。
ご両親や親しい方々を招いて皆様でお祝いしてあげましょう。
ひな祭りや端午の節句に代表される季節の行事を大切に、そしてそのような機会を出来るだけたくさん設け、皆様でお子様を祝福してあげること、毎年それを続けていくことが、家族の絆をより深めることにつながります。また、こうした集まりを重ねることが心の成長につながり、情緒ある家庭生活が営まれ、お子様は自然に家族の絆や大切さ、人との関わり方を学ぶことができるでしょう。
全国的に伝わるもので、昔は生まれても最初のお正月を迎えられないお子様もいらっしゃいました。生まれて、元気にお正月を迎えられることは当たり前のようで、とても有難いことなのです。
女の子の羽子板は、羽子板の羽根を病気の媒体とされた蚊を食べる蜻蛉(とんぼ)に見立て、蚊が近寄らないように、転じて魔除けの意味です。羽根の丸くて黒い部分は、無患子(むくろじ)という木の種を使っています。無患子の漢字から子が患わ無いようにとの意味もあります。遠州地方の風習として、鞠飾りもございます。娘さんが丸く穏やかに過ごせますように、という意味等を込めて飾るものです。
男の子の破魔弓はその字の如く、悪魔を破り払う弓の意味です。初詣に売られている破魔矢も同じです。その子がこの1年また無事に大きくなりますように、その願いを込めてお飾りください。
また羽子板、破魔弓には魔除けの意味、鞠飾りには家族円満という意味が御座いますので一年中お飾り頂けます。
元来、上巳の節句(3月3日)は女の子のものだけではなく、男女問わず身を清め、無病息災を願う日でした。
現在も、静岡県の風習のある地域では、学問の神と崇められている天神様(菅原道真公)を飾って上巳の節句を祝い、強くたくましく育つようにと鎧や兜飾りで端午の節句を祝う、文武両道を願った飾り方が行われています。
また、頭が良くなるようにと願いを込めて、お正月や五月飾りに添えてお飾りされる方もいらっしゃいます。
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ひな人形は立春(節分の翌日)から二月中旬くらい、五月人形は春分の日以降から4月中旬くらいに
飾られる方が多いですが、初節句の時は少し早めに一ヶ月以上お飾りして、皆様に見て頂きお祝いをしてあげましょう。
ひな人形を早く片付けないと、お嫁に行き遅れる・・・と聞いたことがあるかと思いますが、これは、時期のものはその時期に仕舞わないとだめですよ、という戒めのようなものです。お子様が少し大きくなったら、飾り付けと片付けを是非お子様と一緒にしてもらいましょう。人形を丁寧に扱ったり季節を感じたりすることが、お子様の心の教育につながると思います。
お節句が終わったら、お天気の良い日が2~3日続いた日を見計らって、中旬位までに片づけてあげましょう。また、湿気の多い日に仕舞うと、カビや変色の原因となりますので控えたほうが良いでしょう。
内飾りは、その子の体を守り身代わりとなるもので、健康にたくましく成長してくれることを願うもの、鯉のぼりは、鯉が滝を登って龍になるという中国の古くからの言い伝えから、立身出世を願うもの、大幟は、武家の旗指物から始まった、子供に「力強く、幸せな人生を送ってほしい」という願いを「天にのぼり通じるよう」に細長い幟旗に書いた心願成就のためのもので、それぞれのお飾りに違う意味が御座いますので、両方飾るのが望ましいです。
内飾りはご実家で、外飾りはご生家で、などそれぞれから贈られる方もいらっしゃいます。
また、家が建ってから外飾りをご購入されるお客様もいらっしゃいます。
どれもお子様の身代わりとなり、健康にたくましく成長してくれることを願う、といった意味では違いはございません。ご長男が生まれると、全身をお守りする意味で鎧が好まれていますが、種類・形も様々ですので、お客様のお好みでお選びください。
高木人形では、掛川総本店は10月1日~浜松・島田・藤枝本店は11月1日~新作展示会(ひな人形・五月人形共に)を行っています。商品は数に限りが御座いますので、年が明けると完売商品や仕様が変わる場合も御座います。年内のご予約ですと特典も多いのでお早めのご来店をお勧めしております。
基本的には泳いだ状態の黒鯉・吹流しの長さの2倍以上の広さが必要となります。
周囲の家の屋根や木等に触れないような場所をお選びください。電柱や電線に触れると大変危険ですので安全を確認してお揚げください。
お子様は鯉のぼりを見てとても喜ばれますし、澄み渡る春の空に泳ぐ鯉の姿は、見る人を元気にさせてくれます。コンパクトサイズのスタンドセットも御座いますので、少しでもご検討の場合や、不安が御座いましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
当店は地方発送を行っております。実家に帰省された時、皆様ご一緒に見に来られる方も沢山いらっしゃいます。見に来るのが難しいお客様は、ご実家の方が見に来られて、写真をやりとりしながら決められる方もいらっしゃいます。
お届けは運送会社へ委託となります。中にお飾りの写真や飾り方パンフレットをお入れしておりますが、飾り方などのご不明な点が御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。
今年お祝いされる方も、翌年に回す方もいらっしゃいます。出産してすぐはママもお子様も長時間外出することが難しいので、妊娠中に仮予約されて、お生まれになってから改めて本契約される方もいらっしゃいます。生まれてすぐの初節句の喜びはひとしおかと思いますが、ご家庭の都合やそれぞれのお考えがありますので、どちらにされるかはお客様のご都合でお選び頂ければ良いと思います。
全国各地には様々な伝統や風習があり、ご家庭によっても異なります。
可愛いお子様の為に何が一番大切か、それを話し合うだけでも家族の在り方は変わってきます。
各ご家庭でその時々に最良と思われる方法で、お子様の成長を願い、楽しくお節句をお祝いしてあげて下さい。